サンタクロースとアラレちゃん
ピヨピヨ。
外で鳥が鳴いている、そんなモーニン
気がつけば冬の匂いが周囲に漂い、布団が重たくなる季節がやってきた
そう、今日は待ちに待った11月8日。
サンタクロースとアラレちゃんがワールドカップを目指した日だ。
あれからもう8年も経つのか。
月日が経つのは早いなぁ
思えば、サンタクロースとは、クリスマスに世の中の子供達へプレゼントを配りまくる人だ。
そんな無益な業務を長年にわたりやり続ける理由は何なのだろうか。
無益なボランティアをやり続けた事で、世界的な知名度を獲得したサンタクロース。
そもそもサンタクロースとは何者なのか。
その謎に俺は気がついた。
少なくとも日本ではクリスマスの象徴として、サンタクロースという赤い服のおじさんが存在する。
12月になると、あちらこちらでキャラクター化されたサンタクロースの姿を見る事は、当たり前のようになっている。
そのほとんどが商品の販促物として街に現れる。広告だけでなく、コスプレをする人やサンタクロースの歌を歌う人までいる。
私はそこで思ったのです。
サンタクロースは、各企業からの契約金をもらって生活しているのではないか。
世界のどこかにサンタクロース会と言う組織があって、そこを事務所として世界各国の企業にPRしているのではないか。
芸能事務所のような方法で稼いでいるのではないか。
考えてみれば、その仕組みは出来ている。
推測だけど
元々はボランティア団体だったサンタクロースと名乗るオヤジががたくんいた。
彼らは子供が好きで、世の中の子供達にプレゼントを配りまくっていた。
しかし、あまりに膨大にかかる費用に頭を悩ませた。
趣味でボランティアとはいえ、さすがに費用がかかり過ぎる。っと、オヤジ達は愚痴を言い始めた。
そこで立ち上がったのはカリスマサンタクロース。
費用削減を考えた。
1つは、燃料コスト
プレゼントを配る際にに車を使っていたが、移動時の燃料がもったいないので、野生のトナカイを利用。
もう1つは、子供達全員にプレゼントを配っていると数が半端ではないので、良い子だけにプレゼントを配ると、対象にする子供を絞り込んだ。
それでも、収益のないボランティア活動は長く続る事は困難だった。
ある日、カリスマサンタクロースは、ボランティア団体から収益を得る、会社にしようと立ち上がった。
まず、サンタクロース自らがタレントになりクリスマスの象徴としてキャラクターになる事を考えた。
と言うより、長年続けてきたボランティアにより、そのキャラクターと知名度はある程度、世に知れ渡っていたのかもしれない。
その知名度を利用したカリスマサンタクロースは、クリスマスに関係する会社へ、クリスマス限定のイメージキャラクターとして採用してもらえるように、営業に取り組んだ。
そして、オモチャ業界、お菓子業界、飲食業界など様々な業界との契約を結んだ。
そして、広告使用料やキャラクターグッズ化など、様々な収入源を獲得する事が出来た。
そして、各企業はクリスマスをイメージにした商品や販促物に、サンタクロースを載せた。
調子に乗ったサンタクロースはCDまで発売した。真っ赤なお鼻のトナカイさんは〜♪
誰もが一度は耳にした事があるほどの大ヒットだった。
そして、完全に収益重視になったサンタクロースは、最もコストがかかる子供へのプレゼント配布をやめたかった。
しかし、この活動をやめてしまっては元々のサンタクロースのイメージや存在意義がなくなってしまう。と頭を悩ませていた。
そこで、カリスマサンタクロースは再び考えた。
別に、俺たちがプレゼントを配る必要はないんだ!っと考えた。
そしてカリスマサンタクロースは、オモチャ業界へその案を持ち込み、オモチャ業界との取り組みを始めた。
そして、それが見事に大成功。
親がサンタクロースになりきって、子供にプレゼントを配らせる。と言う見事な案であった。
そうする事で、サンタクロース自らが配らなくて良い。サンタクロース組合のコスト削減だけでなく、子供達が望むオモチャをミスなく確実に配る事が出来る。
そして、社会貢献
クリスマスが近づくとオモチャを買いに大人達がオモチャ屋さんに買い物に行く。
そこではオモチャだけでなく飲食費など様々な購買が期待出来た。
子供達はサンタクロース本人を見た事もないのに、サンタクロースを描け。と言われるとほぼ全員が描ける。
サンタクロース本人を見た事ないのに、クリスマスにはプレゼントが届いたら、赤い服を着たおじさんが来た!と錯覚する。
もしかしたら、今の芸能業界の仕組みを作り上げたのはサンタクロースかもしれない
家でパンツ一丁で寝てるだけでも、子供や契約会社が勝手に赤い服を着たオジサンを想像で作り上げてくれるので、楽チンな物だろう。
それ程にまでも強烈な洗脳を成功させ、サンタクロースはビジネスを成功させた。
サンタクロースはそうして、寝てるだけでも儲かる仕組みを作り上げた。
もう直ぐ、クリスマス。
サンタクロースのATMが潤う季節
おそらく、クリスマスにサンタクロース本人はその金でキャバクラでも行って、キャバクラのねーちゃんにプレゼントを上げてるんだろう。
俺はそう思う。
…。
話は脱線したけど、元気出して今日も頑張ろう